国立大学法人琉球大学と共催セミナーを開催しました。

株式会社メディカルブックジャパン・琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野の共催による
腰痛テンプレート施術」公開講座(2023年11月23日、於琉球大学)が沖縄にて開催となりました。


国民医療費は年々増え続け、医療費の増大の中でも腰痛をはじめとする
「筋骨格系及び結合組織の疾患」は2兆4,800億円を占め、高血圧やガンなどに続き医療費比率の第3位と社会問題となっています。
2035年には人口の3人に1人は高齢者となる日本において、ただ長生きではなく健康に自分らしく過ごす
健康寿命」の延伸が課題とされ、生活の質を高める、輝く人生、ウェルネス寿命の延伸を図る上で
痛み対策、緩和は切っても切り離せません。

本セミナーでは、痛み分野の中でも特に多い「腰痛」にフォーカスを当て、当該分野で第一人者の松田圭太氏(理学療法士、疼痛治療カレッジ学長)を招へい講師に、海外でも痛み治療のスタンダードと提唱されエビデンスも多く、日本整形外科学会も「手術と同等の効果がある」と提唱する運動療法と徒手療法を掛け合わせた「MSMメソッド」を紹介しました。

日本アジアのウェルネス研究拠点として、最新の動向、国内トップレベルの施術の実際を無料で大学の場より公開できましたこと株式会社メディカルブックジャパン様のご支援に感謝申し上げます。同社と琉球大学ウェルネス研究分野では、ウェルビーイング地域社会の実現、ウェルネス健康長寿をテーマに痛み緩和のエビデンス獲得や、リハビリテーションツーリズムの共同研究開発を計画しております。

ファシリテーター経歴
荒川雅志(あらかわ まさし)氏
国立大学法人琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野
教授 医学博士

1972年 福島県生まれ。
学習院大学卒、重量挙げ競技パワーリフティング56kg級全日本学生優勝、同競技アジア選手権代表
健康運動指導士、加圧トレーニング統括指導者、高齢者運動プログラム開発に従事
福岡大学大学院医学研究科社会医学系疫学専修修了。医学博士

1999年 沖縄移住。琉球大学で初の寄附講座制度設計をてがけ客員助教授に就任

2012年 観光産業科学部 教授 (最年少)

2013-2015年 観光科学科学科長、副学部長(最年少)

2019年-観光科学研究科長(最年少)

2023-国際地域創造学部観光地域デザインプログラム長、副学部長

ニューヨーク大学専門職大学院 客員教授(2023年~)
ビューティ&ウェルネス専門職大学 客員教授(2023年~)
広島国際大学健康科学部 客員教授(2022年~)

・地域資源を活かしたニューツーリズム、ヘルスツーリズムのモデル開発
・長寿者のライフスタイル研究、沖縄健康長寿素材の研究
・ウェルネス市場活性に向けた新しいウェルネスの定義開発、ウェルネスツーリズムモデル開発
・日本の大学で初の「ヘルスツーリズム論」専門科目を開講。
日本初のスパに関する実践講義「スパマネジメント論」開講。
ヘルスツーリズム研究、ウェルネス研究、ウェルネスツーリズム研究の第一人者。海洋療法学者(月刊海運,1054(7):2015より)

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